支部長挨拶

令和5年4月から日本消化器病学会甲信越支部長を拝命しました信州大学の梅村武司と申します。この場を借りて一言ご挨拶を申し上げます。

甲信越支部は昭和62年に当時の関東甲信越地方会から分かれて山梨、新潟、長野の3県で発足した歴史があります。現在、学術活動として年2回の支部例会、専門医セミナー、教育講演会、市民公開講座を開催しています。支部例会では座長をお務めになる中堅の先生方や指導医クラスの先生方との質疑応答の中で発表された若い先生方が鍛えられ、成長されてきました。この3年間は新型コロナ感染症の影響でWeb開催されており、新しい学会開催の方法が根付いてきました。今年度からは現地開催が予定されており、例会では以前のような活発な討議が行われることが期待されます。前支部長の寺井崇二先生がご尽力された女性医師の会も継続しつつ、消化器病専門医を目指す若手会員にとって魅力あるキャリア支援を行うことが必要と考えています。

会員の皆様方のご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

令和5年4月1日
日本消化器病学会甲信越支部長
梅村 武司